CMS(Drupal・Acquia Cloud Platform)導入によるデジタルマーケティング基盤としての製品サイト開発

エア・ウォーター株式会社様

産業ガスを中心に多種多様な領域に事業を展開するエア・ウォーター株式会社様。顧客接点領域のノウハウを持つSCSK株式会社様のパートナーとして、ジークスは製品・サービスサイトのCMS(Drupal)開発を担当。

エア・ウォーター様の主要グループ会社53社が製造・販売する1,100超の多種多様な製品・サービス情報を網羅するWebサイトとなっており、製品・サービス情報を一つのサイトにまとめることで、エア・ウォーターグループとしてのガバナンス向上、アクセス・製品への問い合わせ数増加を目的に掲げ、ジークスは企画段階からCMS開発をご支援した。

BtoC(消費者向け取引)以外のBtoB(企業間取引)においてもデジタル活用が進んでおり、新しいマーケティング・営業スタイルへのトランスフォーメーションが必要とされる中、デジタルによる見込み顧客へのリーチや、営業方法の革新を実現するため、複数のサイトやカタログに散在する製品コンテンツを集約し、デジタルマーケティングの基盤としてWebサイトを強化することが求められた。

公開時は製品点数約1,000件を超える規模のサイトを構築。グループ製品に関心を持たれるお客様に素早くアプローチし、顧客ニーズに合ったご提案を実施。多種多様な目的でサイトに訪問されるお客様に向けて、様々な製品・サービスから必要な情報に、少ない操作で迷わず到達できる設計とし、統一的でわかりやすいデザインとした。カテゴリ階層の抑制やナビゲーションメニューの設置など、良質なユーザー体験を意識したサイトデザインを実現。今後も製品・サービス情報を追加しながらWebサイトの拡充を図る。

開発においてはDrupalの導入やバージョンアップ作業の効率化を見据え、Drupalを使用したデジタルソリューションのクラウドコンピューティング・サービスを提供する Acquia Cloud Platform を利用し、開発チームがスピーディな対応を行った。

Webサイト公開後はシステム保守に加え、Webサイトへのユーザー流入数・問い合わせ数増加につなげる改善施策として、アクセス解析等のデジタルマーケティングや運用のご支援を続けている。

関連キーワード
クライアント
  • エア・ウォーター株式会社様
開発期間
  • 10ヶ月
デバイス
  • PC、スマートフォン
WEBサイトのキャプチャ

POINT

  1. ユーザー目線で製品区分を整理 公開後の拡充や分類移動も考慮した情報設計

  2. DrupalでのCMS開発 外部システムへの暗号化情報連携の実装も対応

  3. Drupalの導入やバージョンアップ作業はAcquia Cloud Platformの利用により効率化

スタッフボイス

プロジェクトマネージャー 小野 健太郎(オノ ケンタロウ)

今回のプロジェクトではお客様の製品やサービスを紹介するサイトをCMS(Drupal)で構築しましたが、多様なグループ製品・サービスのカテゴライズの検討に時間をかけました。また、製品・サービスのコンテンツ運用に関わる担当者様が多数存在するという背景があったことから、コンテンツ承認のフローやアクセス制限のルールも丁寧に検討、実装することができました。