広大な建設現場で長年の課題となっている働く人・モノの管理を、デジタル技術の導入で改善する竹中工務店様のサービス「位置プラス®」プロジェクト。建設現場のDX構想を実現すべく、ジークスはハードウェアの選定・開発からソフトウェア、バックエンド開発までを担当した。
建設現場に敷設したBLEビーコンと、ビーコンからの電波を受信するためのスマホアプリ、収集した電波から位置情報をリアルタイムに表示するloTプラットフォームの全体を構築。これらを基盤として、建設現場の様々な作業の効率化を目的とする複数のウェブアプリで、位置情報の表示や資機材の予約・管理、データ分析結果を提供する仕組みを段階的に作り上げた。
ジークス開発メンバーはPoCから伴走し、建設現場内の人やモノの位置を把握する「位置プラス®探」、高所作業車の予約・管理ができる「高車管理」、工事の進捗管理を効率化する「進捗管理」の商用リリースを終え、プロダクトの更なる改善を進めている。
今後は業界全体を見据えた建設現場業務の効率化に向け、サービス拡充や他社デバイス・システムとのAPI連携など、開発パートナーとして長期にわたる活躍が期待される。
- 関連キーワード
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- クライアント
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株式会社竹中工務店様
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- 開発期間
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- 6年
- デバイス
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PC、スマートフォン(iOS、Android)、タブレット(iOS)
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INTERVIEW
POINT
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PoCから商用リリースへ リリース時の抜本的な品質・セキュリティ向上と開発体制強化
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定期開発の品質向上施策およびリリース管理施策
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建設現場での使いやすさを考慮したUI/UXアプローチ
スタッフボイス
ハードウェアやアプリも絡み守備範囲が広く、機能も多い業務システムのため、品質や性能など多くの課題がありました。品質改善やリリース改善に粘り強く取り組むことで、品質の向上やリリースの精度向上へつなげることができました。 発生した課題には対策を立て、PDCAサイクルを回し再発防止に取り組みました。
設計書をメンバー内で繰り返し確認しながら仕様の認識合わせを行いました。その中で色々な指摘が出たことが、品質の向上に繋がったと思います。